遺産相続の問題に関しては気を付けるべき点が多々ある

遺産相続は、突然やってくる場合もあります。特に事故で亡くなった場合には、心の準備もできないままにこのような件で話し合う必要がでてきます。遺産相続の問題は非常に複雑なので、分からないことがあったら弁護士等に相談をするのが良いです。遺産を相続人間で分ける時には、遺産分割協議をする必要があります。

しかしこの協議は、法定相続人全員が参加しなければ無効となってしまいます。一人が欠けても無効となるので、十分に注意する必要があります。但し相続放棄をした人については、その人は遺産分割協議に加わる必要はありません。この場合には代襲相続も問題にならないので、相続放棄をした人は除くことができます。

問題は、亡くなった方に浮気などで出来た子供がいる場合の処置です。もし子供がいる事実をしている場合には、この浮気で出来た子供も遺産分割協議に参加させる必要があります。もしその子供が参加しなければ、無効の協議となってしまいます。気持ちとしては腹立たしいかもしれませんが、民法の規定なのでそういった感情を押し殺す必要があります。

問題となるのが、浮気によって出来た子供の存在を誰も知らない時です。遺産分割協議を行って配分が決まった後で、浮気で出来た子供がいると分かった場合には、協議をやり直す必要はありません。この場合の遺産分割協議は、有効となります。後はこの浮気で出来た子供に対しては、金銭を支払って問題を解決することになります。

このように遺産相続については様々な問題が出て来ることがあるので、十分に注意する必要があります。

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