専門家に頼んだ場合の相続登記の費用

不動産を遺産などで譲り受けた場合、相続登記の費用はどれぐらいかかるのでしょうか。一般的に考えられる相続登記の費用としては、登記申請時の登録免許税、さらに戸籍謄本をはじめとした各種書類の取得料金が中心になります。相続登記の費用をできるだけ安く抑えたいといった場合には個人で登記を行うことになりますが、専門家に頼まない例であっても登録免許税と各種書類の料金はかかることをあらかじめ覚えておくと良いでしょう。専門家に登記を頼んだ際には、当然ながら相続登記の費用が上乗せで求められることになります。

登記関係の専門家といえば司法書士がもっとも多く挙げられ、司法書士報酬が必要です。登記には専門的な知識が求められることもあり、複数の案件を担当してきた司法書士なら安心して任せることができます。登記の間違いなどで後々になってトラブルが発生してしまうよりも、最初から専門家の力を借りたほうが良い場合もあるでしょう。また、登記を行う際は期間に余裕をもっておくことも大切です。

完了するまで約1ヶ月程度がかかることもあり、即日の完了は不可とされています。司法書士に任せた場合であっても書類の収集や作成、署名押印などを行う必要があるため、すぐに登記ができるわけはありません。法務局に申請を行った後には審査も行われます。相続が関係する例では戸籍謄本の取得に時間がいる可能性も大きくなっており、さらに時間的な余裕が必要になります。

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