所属をする場合には、相続登記をする必要があります。

ただ現在の段階ではまだ正確には義務化されているわけではありません。ただ近い将来のことを考えると、やがて義務化される可能性が高いといえます。なぜ相続登記を義務化するかと言えば、権利関係が明確になっていないことが多く後になって決着がつかないケースも多いからです。例えば土地に関しては通常登記等をしているケースもありますが、これは曖昧にしてしまうと非常に面倒な問題が起こります。

あいまいにした状態でそのままの状態で放っておくと一体どのようになるでしょうか。例えば、両親がなくなり子供が相続をした場合に相続登記をしなかったとすれば、まずなくなって数年のうちは特に問題が生じるケースはあまり考えにくいです。特にその子供がその家に住んでいる場合には、そこまで問題が起こりにくいといえます。しかし、さらに30年位が経過し、相続した人がさらになくなった場合次第に相続人が増えていくわけです。今まで子供が3人いたとすれば、3人が相続になったわけですが、さらに30年ぐらい経過すると相続人が8人から10人ぐらいに増えるケースもあります。

それから20年が経過し家族関係を見てみるとその土地の権利者が20人以上になってしまうことも珍しくありません。そうすると、登記をするにもすべての人に同様でなければいけなくなり、1人でも行方不明者等が入ると結果的に話を進めることができないわけです。そのようにならないうちに、これを義務にしておくことが重要になります。相続登記の義務化についてのことならこちら